【徹底比較】大手ハウスメーカーと地元工務店の訪問で感じた違い

ハウスメーカーめぐり

私は家を建てるために、SUUMOカウンターに紹介してもらったり、住宅情報誌から調べたりと、複数のハウスメーカーを調べ、訪問してきました

その中で、大手ハウスメーカーと地元工務店の両方と打ち合わせをし、双方には大きな違いがあると感じました

今回はそこで感じた、ハウスメーカー地元工務店の違いを紹介したいと思います

サービス

サービス面では圧倒的にハウスメーカーの勝ちです

私が実際にハウスメーカーから受けたサービスは

  • 建築予定地に直接来ていただき、地盤や災害情報の調査
  • 役所に行っていただき、水道管や下水道などの調査
  • ファイナンシャルプランナーの紹介
  • 来店時のタオルやひざ掛け、QUOカードや商品券などの提供
  • 間取りのVR作成

などがあります

これら全て無料でやっていただけました

地元工務店は建築予定地に来て間取りのプランニングや水道管の調査などはやっていただけましたが、大手ハウスメーカーほどのサービスを受けることはできませんでした

コストパフォーマンス

これは圧倒的に地元工務店の勝ちです

大手ハウスメーカーに行った際に思ったことは、上記にも書いたようにとにかくサービスが凄いということです

ではなぜ大手ハウスメーカーがそこまでの過剰なまでのサービスができるのかというと、

家を建てたお客さんから得たお金を、他の客のサービスに回すから

です

私が受けたサービスは他の家を建てた方がハウスメーカーに支払った建築費用の一部から、広告費という名目でしていただいています

資料請求や住宅展示場巡りをすると大手ハウスメーカーはこの広告費がえぐいのがよくわかります

かなりしっかりとした冊子を毎週のように郵送したり、来場した人全員に500円のQUOカード配ったり、TVCMやチラシなどを打ったりと

相当な額の広告費が動いています

地元工務店のサービスの少なさは、広告費が少ないからです

私の行った地元工務店「彩+house」の社長さんにハウスメーカーで無料でやっていただいたことを依頼したときに

他のお客さんのお金を使うことになってしまうので、それはお金がかかります

と言われました

つまりハウスメーカーと地元工務店に同じ値段を支払ったときに

ハウスメーカーだと多くが広告費にまわり、地元工務店だと多くが建築費用にまわります

実際に地元工務店「彩+house」が使っている断熱材などの素材や工法は、ハウスメーカーではコストがかかって予算内に収めるには使えないものだと言われました

実際に見積りでいただいたキッチンや玄関などのグレードは地元工務店の方が高いにもかかわらず、全体の予算は安くなっていました

家の基本性能

これは、ハウスメーカーの方が高そうに思えますが、私は地元工務店の方が高いと感じました

上記のようにハウスメーカーでは予算の多くは広告費にまわってしまいますが、地元工務店は多くが建築費にまわるぶん基本性能は高いと感じます

建築費が豊富に使える分、家の暖かさを決める窓や断熱材に良いものが使えますし、床やキッチンなどもよいものが使えます

さらに地元工務店でも耐震等級や省エネ基準などの最高等級を取ることもできます

ただし、これは工務店の家に対するこだわり方で大きく異なってしまうようなので、彩+houseのような良い工務店をみつけてください

ちなみに地域型住宅グリーン化事業で、長期優良住宅補助を受けているところに比較的多いようです

▼長期優良住宅補助実績工務店検索ページ
地域の住まいづくりをお手伝い ~長期優良住宅(木造)補助実績中小工務店の検索サイト~

上のサイトで探してみてください

見積もりの値引き

これは圧倒的にハウスメーカーの勝ちです

ハウスメーカーの方が経営基盤が安定しており、見積もりの割引が非常に大きいです

私が最終的に提示された具体的な見積もりをあげると

大手ハウスメーカー

提示価格:3632万4690円(税込)

紹介値引:128万8000円

決算月値引:100万円

支店決済値引:40万円

総費用:3399万8490円(税込)

地元工務店(彩+house)

提示価格:2905万5325円(税抜)

特別値引:5万5325円

総費用:2900万円(税抜)⇒3190万円(税込)

もう圧倒的な差です

方や270万円近く値引きがあるのに、もう一方は5万円程度です

これも、上記のようにハウスメーカーでは建築費に多くの広告費を含んでいるため、大きく値引きしても利益をだせるのです

一方予算のほとんどが建築費の工務店はほとんど値引はないと思ってください

あったとして紹介値引のみで、おおよそ本体建築価格の1%程度が限界のようです

もし本体建築価格が2170万円程度の私が誰かの紹介で彩+houseに行ったのであれば、1%の20万円ほどが値引きされたそうです

もし、これから彩+houseに行く予定の方は、絶対に紹介で行くようにしてください

もしいなければお問い合わせから、私に連絡ください!紹介しますよ

スタッフの質

家づくりにとってなくてはならない存在が営業マンです

優秀な営業マンが付けば良い間取りを提案してくれたり、社内で力を持っているので多くの優秀な人を連れてきてくれたりします

また家を建ててくれる大工さんの質もしっかりと見極めなければなりません

大工さんの腕が悪いといい家は絶対に建ちません

また、大工さんの現場でのマナーが悪いと、お昼ご飯のゴミをその辺に捨ててたり、近所の方に迷惑をかけたりします

マナーの悪い大工さんのせいで実際に住み始めると、最初から近所から鼻つまみ者扱いを受けてしまうかもしれません

そういった意味でスタッフの質はとても重要です

私は地元工務店の方が若干優勢かな と思います

ハウスメーカーの担当者は、くじ引きのように当たり外れが大きいです

規模が大きければ優秀な人が多いんでしょうが、それでも絶対ではありません

建築する大工さんも、本社の人ではなく発注を受けた下請けの大工さんがやることが多いようです

実際に「建築現場に見学行くときは必ず連絡をしてください」なんて言ってくるメーカーもあるようです

地元工務店の担当者は、営業マンではなく直接社長が対応してくれることが多いですし、大工さんも自社の大工さんです

直接その会社の最高のスタッフが対応してくれますので基本的に間違いはないはずです

もし社長の対応が気に入らなければ、「すぐその工務店はやめる」という判断もできます

大工さんも自社の大工さんですので、常にその工務店の工法で建てた家を建築していますので、熟練度も高くなっています

下請けの大工さんだと発注されたハウスメーカーごとの工法で建てるので、もしかすると熟練度が低い可能性もあります

さらに下請けの大工さんだと、ハウスメーカーから受注するときに、お金をかなり抜かれますので大工さんたちのやる気も下がってしまうかもしれません

そういったことを考えても、工務店で頼んだほうがスタッフの質が高くなるのではないかと感じました

経営基盤

これは説明するまでもなくハウスメーカーの圧勝です

ハウスメーカーで建てる最も大きな理由がこれではないでしょうか

安定している、安心できる、倒産しない、間違いない

そういった理由があると思います

一部大手のハウスメーカーで建てれば、スムストックという優良住宅を中古で高く販売できる制度だってあります

他にも、家を建てた後の保証やメンテナンスなども大手のハウスメーカーなら安心して任せられますので、そういったことが心配な方はハウスメーカーで建てることをおススメします

ただ、地元工務店でもメンテナンスがしっかりしているところもありますので、しっかりとそこは調査するようにしてくださいね

あと「地元工務店で建てて、もし欠陥住宅とわかったらどうするの?」と思う人もいると思います

当然、工務店に連絡すればよいのですが、もし倒産していたら泣き寝入り・・・?と思われる方もいると思います。

現在は、「JIOわが家の保険」などの保険に入ることが義務化されており、もし工務店が倒産しても保障が入るようなルールもあるようです

まとめ

今回私が家づくりのメーカー探しの中で感じた、ハウスメーカーと地元工務店の違いを書かせていただきました

  • サービス
  • コストパフォーマンス
  • 家の基本性能
  • 見積もりの値引き
  • スタッフの質
  • 経営基盤

について見ていきましたが、他にも色々とあるんだと思います

私自身はコストパフォーマンス、家の基本性能、社長の人柄という面で地元工務店の彩+houseを選びました

読んでいただいた方ありがとうございます

ぜひ参考にしてください

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