
私がこれまで訪問したハウスメーカーで出会った営業マンから、個人的に残念だな~と感じたポイントを紹介します
営業マンは家づくりで最も大事なポイントの一つです
人生で一度で一大事の家づくりを大失敗しないように営業マンを選ぶのは、ハウスメーカー選びよりも大変です
くれぐれも注意して慎重に選んでください
そもそも営業マンって大事なの?
物凄く大事です!
実際に打ち合わせに入ると、まざまざと営業マンの重要性を感じますし、少しGoogleやYoutubeなどで検索すると山ほど出てきます
営業マンが非常に重要だということを知っている人は大勢いますので、少し調べてみると良いと思います
良い営業マンのメリットは
- 良い間取りを提案してくれる
- 施主へのアドバイスが的確かつ豊富
- 良い設計士・現場監督を付けられる
- 値引きの決定権がある
などが挙げられるのではないでしょうか
良い営業マンに出会うために
では良い営業マンにあたるにはどうすればよいのでしょうか?
紹介
間違いない方法は、友人・知人からの紹介です
周りで家を建てた友人・知人がいたら是非、紹介してもらってください
その友人・知人を担当した営業マンは、あなたの友人・知人が多くのメーカーを回って見つけた友人・知人にとってNo.1の営業マンです!
大変な営業マン探しを友人がやってくれているわけですので、それを利用しましょう!
そして、紹介してもらった場合はどんなハウスメーカーでも必ず大幅な値引きもありますのでおススメです!
SUUMOカウンター
SUUMOカウンターに行けば、自分たちに合ったハウスメーカーを紹介してくれます
その中で、紹介してくれたメーカーに対してどんな営業マンが良いか希望を伝えることができますので、大きな外れは無いといえます
SUUMOカウンターも行けば、色々と特典もありますので行ってみて損は無いと思います
以前SUUMOカウンターへ行った時の記事です
地元工務店
大手のハウスメーカーには大勢の営業マンがおり、その大勢の中で良い人や、そうでない人がいます
つまり大手ハウスメーカーでは良い人が当たるか当たらないかは賭けになってしまいます
ですが、地元工務店であれば、営業マンではなく直接社長が対応してくれるのがほとんどです
そのメーカーの中で、最高の人が付いてくれるわけですので、大きな外れはありませんし、もしダメならその工務店では建てなければいいわけです
地元の工務店は小さいので不安という方も多いとは思います
私の感じた地元工務店と大手ハウスメーカーの違いを以前記事にしてありますので参考にしてください
良い営業マンに当たらない方法
良い営業マンが当たるか当たらないかは賭けになってしまいますが、ほぼ確実に良い営業マンが当たらない方法が存在します
それは、いきなり資料請求することです
これをすると、担当する営業マンが新人や若手になる可能性が一気に高まります
これについては以前記事にしましたので参考にしてください
良い営業マンの見極め方
良い営業マンとは家づくりが大好きで、経験が豊富で、お客さんのことを真剣に考えてくれる人です
そんな人を見極めたいなら、このような質問をしてください
「これまでに○○さんが提案してお客さんに喜ばれた間取りってどんなものがありますか?」
この質問に対して豊富な返しがあれば、その営業マンは優秀です
家づくりが大好きなら、どんな家が良いか、どうすればよい家になるか常に考えますので、良い間取りの提案ができます
経験が豊富なら、多くの提案を多くのお客さんにしているはずです
お客さんのことを真剣に考えてくれるならお客さんに合った提案ができるはずです
例えば
「育児と仕事を両立できるような間取りにしたいお客さんに○○を提案しましたよ!」
「コストを下げたいというお客さんのために、間取りを○○しましたよ!」
というような提案をたくさんした営業マンに出会えたらいいですね!
私の出会ったダメな営業マン
では今回私がいくつかハウスメーカーを回って出会った少し残念な営業マンを紹介します
社内の連携が取れない
営業マンと店長の仲が非常に悪く、営業マンが説明をすると、いちいち店長が割り込んできて勝手に説明を補足しだしました
割り込まれた時の営業マンの表情がかなり険しくなり、イヤーな雰囲気に包まれた、非常に気まずい打ち合わせでした
おそらく店長にとって、その営業マンでは不安で、「助けてあげなきゃ」という気持ちでやっているのでしょうが、明らかに逆効果になっていました
その営業マンと店長間での信頼関係が築けておらず連携がうまく取れていなかったため、こういったことが起きてしまったのでしょう
知識が足りない
メーカーの営業マンは、自社メーカーの家の特徴をとにかくしっかり覚えて私たちに伝えてきます
優秀な方はパンフレットにある特徴について深く質問をしてもちゃんと答えてくれます
耐震性なら○○というメーカーは△△で、□□は▼▼ですよ というように他社との比較を教えてくれたり、自社の特徴について、パンフレットに無いようなさらに深い知識を提供してくれます
そのメーカーの良さを最大限に伝えてくれる良い営業マンはちゃんといます
一方、私が出会った営業マンは基本的な説明は一通りできるんですが、少し質問すると
「えーっと・・・それは・・・えーっと・・・」
と非常にたどたどしくなってしまいました
全く頼りになりませんでした
私の話を覚えていない
最初の打ち合わせで伝えておいた内容を、メモも取っていなかったようで、2回目の打ち合わせで完全に忘れていました
キッチンの高さは90㎝にして とか 壁紙は白が良い とか初回の打ち合わせではどうでもよい、あとからなんとでもなるようなことなら別に忘れてもらってもいいのですが、家づくりの根幹をなすような予算や、間取りについても忘れられました
さすがにこの営業マンを信頼することは絶対にありません
良い間取りの提案ができない
私の理想はリビングに吹き抜けをつくって欲しいと伝えていました
しかし、ダメな営業マンは上に書いた通り、私の伝えた希望の間取りのことも忘れていたようで、以下のような間取りを提案されました・・・

はい、吹き抜けなんてどこにもありません・・・
リビングに吹き抜けをつくり、上につくったロフト部を寝室として使いたいと伝えていたんですが・・・・・・
さらに、家がデコボコです
建築コストを考えると家の形はシンプルな方が絶対に良いです
普通、コストを考えれば、シンプルな形で理想の間取りを考えそうなものなんですが、色々と適当にとってつけたような間取りになっています
この間取りを提案されたとき、夫婦共に何も言えませんでした・・・
さらに土地の使い方も

このように南側にドックランにできる広い庭をつくりたいと伝えていました
提案されたのは

これです・・・
ドックランはどこへ・・・南側の広い庭はどこへ・・・西日がLDKに入ってきますよ・・・私の希望とは一体・・・
間取りに続き土地の使い方を提案されたときも言葉を失いました・・・
予算のつくり方が雑
というわけで希望とは全く異なる家を提案されたあと、いよいよ予算の提示になります
私の伝えている予算は3000万程度です
出てきた予算は

3872万円です(笑)
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや・・・・・
1000万近く予算オーバーしてますよ(笑)
しかも、
- 外構工事・・・別途
- 水道負担金・・・別途
- 分筆測量・・・別途
- 地盤改良工事・・・調査結果による
ですって(笑)
提案された間取り計画の中にウッドデッキも庭を囲うフェンスも駐車場も入ってるのに、外構費の予算は別途
水道の引き込み工事や分筆測量・地盤改良もいくらになるかわからないという理由で別途
予想される金額を予算の中に入れてもらいたいものです・・・
予算を3000万円と伝え、提案された杜撰な予算が4000万円弱・・・
とても残念なものでした
まとめ
私が出会った残念な営業マンを紹介しましたがどうでしたか?
どんなに良いハウスメーカーでも担当する営業マンが残念だと、このように失敗してしまうでしょう
提案された間取りが全く納得いかないものだったり、予算を大幅に超えたりと到底契約することができないものでした
こうした営業マンに担当されないように、必ず複数メーカー周り、納得できる人を見つけてください
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