【家庭菜園】非常にカンタンにできるはずのミョウガの栽培を今年も失敗しました。

家庭菜園

家庭菜園で非常にカンタンで誰にでもできる作物の代表格であるミョウガですが、昨年栽培に失敗しました。それが悔しかったので、今年はリベンジのつもりで栽培を始めたのですが、残念ながら今年も失敗しました。

どういった状況で失敗をしたのか少し説明したいと思います。反面教師として使っていただければと思います。

ミョウガの栽培

ミョウガの栽培は非常にカンタンだといわれています。その理由としては

  • 病害虫被害がない
  • 一度植え付けてしまえばほとんど手をかけずに毎年収穫できる
  • 日当たりが悪くてもよい(悪いほうが良い)
  • 肥料はほとんど不要
  • 地下茎で増えるので簡単に増やせる
  • プランターでも作れる

などが挙げられます。一度植えてしまえばあまり手間がかからないので非常にカンタンなようです。

ただ、栽培する際の注意点もあります。それは

  • 日陰で育てる
  • 乾燥させない
  • 地下茎が広がりすぎてしまう

などがありますので、栽培環境をしっかりと整えてあげることが重要なようです。

昨年(2022年)のミョウガ栽培

昨年はプランターで栽培を行いました。

プランターで栽培をする際は深さが30㎝以上のプランターが良いそうです。家にあったプランターはそこまでの深さはなかったのですが、買いに行くのが面倒だったので家にある中で最も深いプランターに植えました。(20㎝くらい)

使用した土が何だったかは覚えていません。おそらく畑の土をそのまま使ったと思います。

乾燥しないように定期的に水をやり、様子を見ていたのですが結局最後まで芽が出ることはありませんでした。後に植えた土を掘ってみたところ、出てきた地下茎が腐ったようでスカスカになっていました。

昨年の反省として考えられるのは

  • プランターが浅すぎ
  • 水のやりすぎ

ではなかったのかと考えました。

今年(2023年)のミョウガ栽培

昨年の反省を活かして今年はプランターではなく地植えにしようと思い、陽に当たらない家の北東側で栽培をしました。

ホームセンターで地下茎を購入しました。

買ってきた地下茎は上の商品のような地下茎です。

3月中頃にこれを家の北東側に埋めたあと、土の上に乾燥防止としてもみ殻を敷きました。

ミョウガを植えた場所がわかるように、竹を切ってきて周りを囲いました。

植え付けの時に行ったことは

  • 土は庭のものをそのまま使用した
  • その土に植え付け直前に鶏糞を混ぜた
  • 植え付け深さは10㎝
  • 酸度チェックはしていない
  • 地下茎は15㎝間隔で埋めた
  • 埋めた後、水をたっぷりあげた
  • 乾燥防止のためにもみ殻を敷いた

などです。

そして、植えた後は全く手は入れていません。この場所は雨が当たる場所なので、水は全て雨に任せていました。定期的に様子を見に行きましたが、土が乾いていたことはありませんでした。

地下茎を掘り起こす

3月に植え付け、一向に芽が出てこなかったので、2か月後の5月中頃に地下茎を掘り返してみました。

全く芽が出ている様子はありません。さらに手にとってみると、中身がスッカスカです。地下茎の形は残っているのですが皮だけで中身がスカスカになっていました。

複数掘り返したのですが、全てこのような状態でした。

原因を考える

ネットで発芽しない原因を調べてみるといくつか出てきましたので検証してみます。

発芽しない原因①発芽適温から外れている

ミョウガの植え付けを行ったのは3月中旬で適期です。気温であれば15~25℃が発芽に適した温度です。栽培した期間は平年並みでしたのでこれが原因とは思えません。

発芽しない原因②土が乾燥している

土の様子を定期的に見ていましたが、乾燥している様子は全くありませんでしたのでこれも原因ではなさそうです。

発芽しない原因③地下茎が傷んでいる

地下茎が傷んでいたり、細かく切り分けすぎると発芽しないことがあるそうです。一つの株に2~3節ついた地下茎がいいようです。

今回購入してきた地下茎は、まったく切り分けることなくそのまま植え付けたので、この原因も考えにくいです。ただ、購入してきた地下茎は植え付け前に物置に保管していましたので、その時にダメージがあったのかもしれません。

発芽しない原因④日当たりが良すぎる

これは絶対にありえません。直射日光は当たらない場所です。

発芽しない原因⑤土壌酸度が適正でない

土壌酸度は調査していませんので、これが原因かもしれません。ミョウガはpH6.0~6.5の土壌酸度を好むので、来年はちゃんと調査してから植え付けようと思います。

発芽しない原因⑥植え付け方が間違っている

植え付けの深さは10㎝程度です。それはしっかりと守って植え付けをしていますので、これも原因とは考えられません。

発芽しない原因⑦根茎が休眠している

ミョウガは気温が13℃以上にならないと休眠状態から覚めないそうです。ですので植え付ける前に15℃以上の暖かいところに2週間ほど置き、休眠から覚ましてあげると発芽しやすくなるそうです。今回こうした作業はしていませんので、これが原因の可能性はあります。来年はやっていこうと思います。

発芽しない原因⑧土が古いか病原菌がいる

これまで全く作物を作ったことのない土なのでこの点に関しては不明です。もしかしたら土の中に病原菌がいて、それのせいで地下茎が腐ってしまったのかもしれません。来年は土づくりをしっかりとしようと思います。

その他考えられる発芽しない原因

2年連続で栽培を失敗していますが、共に地下茎が腐ったようになり、中身がスカスカになっています。地下茎が腐り中身がスカスカな様子をみると、水分が多すぎではなかったかと感じます。さらに今回は鶏糞を植え付け直前に混ぜてしまったので、そのせいで肥料やけを起こしたのではないかと思います。

最後に

この記事のまとめ

非常にカンタンなはずのミョウガの栽培ですが、2年連続で失敗してしまいました。その原因として考えられるのは

  • 土づくりや土壌調査をしていない
  • 地下茎の保管が悪い
  • 水分過多
  • 肥料やけ

が挙げられます。来年こそは成功するようにしたいです。

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