5月になりまして、先日芽が出たスイカの苗もだいぶ大きくなってきましたので、そろそろスイカの植え付けの準備をしようと思います。
種まき~発芽までの様子はこちらの記事にあります。
昨年はスイカ3株をマルチなしで栽培しましたが、やはり夏野菜ということもあり、雑草の駆除が非常に大変でした。また、初期は生育が良くなくなかなか株が大きくならなかったのですが、途中からビニールトンネルをかけてからは急激に育ってくれました。雑草対策と株の温度を保つために今年はマルチングをしてみようと思います。
畝立て
今年、スイカを栽培しようと考えている場所は、何年も放置されている休耕地です。ですので丁寧に耕し、十分に肥料や苦土石灰を撒いて土を作らなければなりません。
私の愛機「クボタ 陽菜」が頑張ってくれました!
全体を耕し終わった後、畝を2パターン立てていきます。
パターン1 鞍つき畝
スイカは水はけのよい土壌を好みます。そこで、四角形や丸形でひと株ごとにつくる高さのある畝である鞍つき畝にすると水はけも良くなるそうなので、今年は鞍つき畝に挑戦してみようと思います。
1.スコップを使って、大きさ90㎝×90㎝程度、深さ30~40㎝程度の穴を掘る。
掘った穴の中に肥料を混ぜるので、土を残してあります。
2.肥料と苦土石灰を入れる。私は肥料として鶏糞を入れました。
3.米ぬかも入れる。(肥料および土壌改良のため)
4.よく混ぜる。
5.混ぜた土の上に土を戻し、高さ20㎝程度、60㎝×60㎝程の四角形の畝を立てる
掘った穴より少し小さくしています。
6.マルチを張る
完成!
高さはこんな感じです。
全部で5個立てました。本当はもっとたくさん作ろうと思ったのですが、疲れてしまったので5個で。
スイカは非常に大きく広がるので、畝間は1m以上取っています。
パターン2 普通の畝
もうひとつのパターンは高さ15㎝、畝幅90㎝で通常の畝です。
この畝に5~6株植えようと思っています。
この畝を立てたのは鞍つき畝から2m程度離しています。
使っているマルチはこれとほぼ同じやつです。

今回大変だったこと
鞍つき畝を10個ほど作ろうと思っていたのですが、疲れてしまい通常の畝に切り替えました。なぜ疲れてしまったかというとコレが原因です。
何かわかりますか?ヒントは写真の右後ろです。
この場所のすぐ横に、竹林があります。しばらくここは放置されていましたので、畑の中に竹の根っこが広がってしまっていました。穴を掘るたびに根っこにぶつかり、それをほじくり返していたら疲れちゃいました。
苗もだいぶ大きくなってきましたが、もう少し大きくなってから定植しようと思います。
最後に
この記事のまとめ
- スイカは高い鞍つき畝が適している
- マルチを使うことで雑草対策と地温の確保が可能。
- 普通の畝は高さ15㎝、幅90㎝
- スイカは非常に大きく広がるので、畝間は十分にとる
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