7月に入り、春から育てていたキュウリやピーマン、トマトなどが続々と収穫ができるようになってきました。近くに住む両親も同様に色々な作物を栽培しており、その収穫を楽しんでいるのですが、その中でトウモロコシの栽培があまり上手くいかなかったようで、追加でトウモロコシの苗の購入を希望していました。しかし7月になってしまうとトウモロコシの苗はほとんど販売されておらず、少し悲しんでいたので、私が種からトウモロコシの栽培をすることにしました。
購入した種
近隣のホームセンター山新で2種類の種を購入しました。
「味来390」と「スイートハミー」です。それぞれ298円と198円だったかと思います。
品種の特徴
味来390
- 糖度18度にもなる非常に甘い品種
- 非常に美味しく柔らかさに優れている
- 発芽・生育条件がやや厳しい
味来390は非常に甘く食味が良いものの、発芽条件がやや厳しいという特徴があるようです。種まきの最適期は桜が開花してから2週間後になるそうです。
スイートハミー
- 粒の皮が薄い
- すごく甘い(糖度14度)
スイートハミーも味来390までは行かないまでも非常に甘い品種で食味の良いトウモロコシのようです。味来390の様に発芽条件が厳しくないようなので、栽培はいやすいようです。
種まき
種を直まきする場合は1か所に2~3粒蒔いて、本葉が増えてきたら1本に間引くのですが、それだと間引いた種がもったいないと思ったので、今回は直まきはせずに、玉ねぎ栽培に使用したセルトレイに種まきをすることにしました。

上のようなセルトレイに撒き、発芽した苗を畑に植えていけば種を無駄にせずに効果的に栽培できると考えました。
味来320は29粒、スイートハミーは24粒の種が入っていました。
これをセルトレイに撒いていきます。
土はホームセンターで購入した培養土です。深さ1~2cm程度になるように土をかぶせ、直射日光の当たらないところに置き様子をみました。もちろん乾かないようにできる限り水やりも行っています。
発芽
種まきをしてから約4日後スイートハミーが発芽してきました。
味来390の方はほとんど発芽が見られません・・・
温度も非常に高い日が続き、土がすぐに乾燥してしまうので、すだれで日陰をつくってあげることにしました。
これから約1週間後、だいぶ成長してきましたので、畑に植えることにしました。
左に植えた味来390は出てきた苗がひょろひょろです・・・30粒近く植えたのに、10粒程度しか発芽しませんでした・・・やはり発芽条件が厳しかったようです。ここ最近は35度を超える日が続いていましたし、水やりも毎日しっかりやっていたわけではなかったので上手く発芽できなかったようです。
一方右に植えたスイートハミーはほとんど発芽してくれました。24個中20個以上発芽しています。
これらを畑に植えていこうと思ったのですが、少し問題が生じました。
畑へ植え付け
スイートハミーの苗をセルトレイから抜こうと引っ張ってみたのですが、簡単には抜けません・・・少し力を入れると苗がちぎれてしまいました・・・
セルトレイの下を見てみると
セルトレイの下の穴から根っこが出ていて、これが引っかかって苗が抜けなかったようです。根が傷つかないように何本か頑張ってセルトレイから引き抜いてみたのですが、数本ちぎれてしまいました。
しょうがないので、セルトレイを裏返しにして苗を全て土ごと地面に出してから、そこから苗を取り出して植え付けることにしました。
玉ねぎ栽培で使用したマルチシートを再利用して植え付けることにしました。苗は株間40㎝程度で30㎝間隔の2列で定植しました。
セルトレイでの苗づくりはあまり上手くいかなかったので、小さな黒ポッドで作るのがよいのではないかと思います。
最後に
この記事のまとめ
- 7月上旬から2種類のトウモロコシ「味来390」と「スイートハミー」の栽培を始めた
- セルトレイに種をまき、約10日程度で畑に植え替えた
- セルトレイでの苗づくりは、根っこがセルトレイに引っかかってしまうので、おススメしない
- スイートハミーはほとんどが発芽したら味来390は3分の1程度しか発芽しなかった。
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