先日収穫した玉ねぎを乾燥させるためにカーポートの中に吊るしました。
吊るし始めて数日後、吊るしてある玉ねぎを見るととんでもないことになっていしました。
玉ねぎの状態
雨の降っている朝に、玉ねぎが雨で濡れないかと見に行くと玉ねぎが黒いもやに覆われていました。
正体は・・・
コバエです。無限に沸いてます。
玉ねぎの葉っぱに信じられない数のコバエがたかっています。ぶら下がっている玉ねぎを少し揺らすだけで一気にコバエが羽ばたき黒いもやのようになります。さらに葉っぱだけでなく駐車していた車にも卵が産みつけられていました。
玉ねぎの様子をよく見てみると、コバエは玉ねぎ本体よりも葉っぱの方に多くたかっていましたので、まず葉っぱを全て取ることにしました。
玉ねぎの吊り直し
玉ねぎは通常葉っぱを取ってから干すのですが、前回は葉っぱを編み込んでから吊るしましたので、編み込むために葉っぱを残していました。これが失敗での原因と考えられます。
まず、すべての葉っぱを切り取りました。
葉っぱの一部は腐っておりかなり強い臭いになっていました。
全ての玉ねぎの葉っぱを切り取ったのですが10~15㎝程度は残しておきます。そうしないと再度吊るすことができません
前回は固結びで縛りましたが今回調べた結果、以下のやり方が簡単そうなのでこれでやってみようと思います。イラストにしました。
作業手順は
[1] 80㎝程度の紐を2つに折り、折った側にできたループに反対側の2本を通す。
[2] できた2重の輪を広げる。
[3] 広げた場所に玉ねぎを3~5個程度通す。
[4] きつく引っ張り輪を締める。※非常に重要
[5] 縛った紐を下から玉ねぎの間を通す
[6] 通した紐を上へ引っ張る
となります。
ここで、気を付けてほしいのが、[4]のきつく締めることです。これをやらないと玉ねぎが落ちてしまいますので、しっかりと引っ張ってください。
こうしてできた玉ねぎです。
あとはこれを再度、カーポートにぶら下げていきます。玉ねぎ同士が密になり、通気性が悪くならないように少し離して干していきます。
また、またコバエが集まってくるのが怖いので、念のため虫よけも設置してみました。虫よけはダイソーで売っているものを使ってみました。
今のダイソーは虫よけも販売しているんですね。これも合わせてカーポートにぶら下げました。
このように干してから1週間程度経っていますが、ほとんどコバエは発生しておりません。
やはり葉っぱは切り取らないといけませんね。
今回の反省
葉っぱを残したこと以外に玉ねぎの保管方法として何点か失敗したことがあります。
考えられるものを挙げていきます。
1点目:収穫時期
晩生玉ねぎの収穫は玉ねぎの葉っぱが全て倒れてから1週間程度経ってから収穫したほうが良いようです。
しかし、今回は大体の葉が倒れてすぐに収穫してしまいました。
早生玉ねぎならば、これで良かったのでしょうが、私の作っている晩生玉ねぎはもう少し待ってからが良かったと思います。
2点目:収穫後の乾燥
私は収穫後すぐに根っこを切って吊るしてしまいましたが、本来であれば、抜いた状態で2~3日天日干しをした方が貯蔵性が上がるそうです。これをやれば、葉っぱが腐りコバエがたかるのを抑えられたのではないかと思います。
3点目:不要な葉っぱのカット
これは前述の通り、葉っぱを切らず腐らせてしまったことです。葉っぱをつけたままにしてしまうと風の通りも悪くなり腐りやすくなってしまいますので葉っぱは必ずカットしましょう。
最後に
この記事のまとめ
初めての玉ねぎ収穫でしたが、多くの失敗をしてしまいました。貯蔵性が少し悪くなってしまったかもしれませんので、できる限り頑張って早めに食べていこうと思います。しっかりと調べて来年は失敗しないように気を付けていこうと思います。
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