4月11日に大葉とパクチーの種を湿ったキッチンペーパーで挟み発根させようとしました。3,4日で大葉の種はほとんど発根して、土に植え替えたのですが、パクチーの種が数粒程度発根しただけで、ほとんどの種が発根しません。
↓↓発根の様子はこの記事で紹介しています↓↓
あれから何日も様子を見たのですが、パクチーの方が一向に発根しません。
4月22日現在パクチーが全く発根しないので少し調べてみました。
発根環境
まず今回パクチーの発根をした環境を見ていきます。
我が家には床下エアコンを設置してある小部屋があるのですが、その部屋は25度程度で保たれています。パクチーの生育にはちょうど良い温度なのでそちらにポットを設置していました。
この部屋ですが、中に照明はありませんので、光はほとんど入りません。
パクチーの種の性質
パクチーの種は殻が非常に厚く、直径5mm程度ある大きさも非常に大きな種です。他の植物に比べても大きい種なのですが、これには理由があります。パクチーの種1粒には実は、2つの種がくっついているからなんです。つまり2つの種が分厚い殻に覆われ、1つの種に見せているようです。
さらにパクチーの種は発芽率60%と他の植物に比べて発芽率が低くなっています。これはこの硬い殻が影響しているようです。
したがって、この分厚い殻を割って、中に入っている2つの種を出してあげることで、発芽率を上げることができます。
さらにパクチーの種は光好性であり発芽するためには光が必要です。私はずっと光がほとんど入らない場所に種を置き、発根を試みていたのも失敗の一つでした。
パクチーの種の処理
上に書いたようにパクチーの種はそのまま植えるのではなく、ひと手間加えてから植えたほうが発根率が上がります。熱い殻を割り、2つの種に分けてから芽出しをしましょう。
割り方で、ハンマーなどで割るといいという記事をよく見かけましたが、力加減を誤って割りすぎてしまうのが怖いので、私はペンチを使いました。ペンチを少し握れば、真ん中から綺麗に割れます。
このように、割れます。
こうして、綺麗に割ったパクチーの種を濡れたキッチンペーパーに戻し、明るい部屋に置きました。
これでしばらく様子を見ていこうと思います。
最後に
この記事のまとめ
- パクチーの種はそのまま蒔いても発根しにくい。
- パクチーの種は2つに割ると、発芽率が上がる。
- パクチーの種は好光性なので、発芽・発根には光が必要。
- 種を割るのにペンチがおススメ。
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