現在スイカを4種類の方法で植え付けをしており、その中でも、ビニールトンネルをつけたスイカの収穫が順調に進んでおります。平均して5㎏以上のスイカがどんどんとれており、7月中だけで19個のスイカが収穫できました。糖度計を購入し、甘さも測定してみたのですが最高12度と甘い部類のスイカが収穫できております。
ですが、収穫ができているのが最初にビニールトンネルをつけた方からだけで、人工授粉も摘心も何もせずに放任栽培している方からはまだ一つも収穫していませんでした。今回、放任栽培をしている方から試しに収穫をしてみましたので記事にしました。
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放任栽培スイカの収穫
こちらの畑から初めてスイカを収穫したのは8月3日です。ビニールトンネルをつけて栽培した方は7月18日に初収穫をしていますので、およそ半月ほど遅れての収穫です。
畑も放任で簡易的にしか防草をしていないので、雑草まみれになっています。
スイカの葉っぱがほぼ見えず、一面が雑草のメヒシバに覆われてしまいました。
この畑の中に潜り込みスイカをさがしてみるといくつかスイカが見つかりました。それなりの大きさになっているものもあるのですが、放任栽培のスイカはもう一方のスイカより若干小さ目で、緑色が少し薄いです。おそらく雑草のせいで葉っぱに陽が当たらないのが原因ではないかと思います。
こんな感じでスイカが隠れています。葉っぱと同じ色なので見つけるのが大変。ウォーリーを探せみたいです。
↑どこにあるかわかります?
いくつかあるスイカの中でツルが枯れてしまっているスイカを2つ収穫しました。大きさはそれほどではありません。
収穫したスイカをウッドデッキに並べ、雑草取りをしていると、スイカに異変が起きました。
スイカから泡が噴出しています。拭いても拭いても後から後から泡が噴出しています。
切って中を見ようと思い、包丁を少し当てた瞬間・・・
バンッ!!
とおおきな音を立て破裂するように真っ二つに割れてしまいました。
写真を見れば、切ったのではなく割れてしまったことが伝わるかと思います。
割れたと同時に襲ってきたのは、強烈な腐敗臭です。
完全に腐っています。ためしに少し食べてみたのですが食えたもんじゃありません。即コンポストへ捨てました。
泡が出てしまった原因の考察
ネットで調べてみると、スイカから泡がでることは普通にあるそうです。通常のスイカは常温保管が可能なのですが、保管温度が高かったり、長期間保管してしまうと中身が腐り発酵してしまい泡を出してしまうようです。また、表面に傷がついているとそこから細菌が入り、内部が腐って泡を出すこともあるようです。
今回の原因は何かと考えてみるとおそらく後者の、表面の傷のせいではないかと思います。
写真の赤丸の部分を見てみると、皮の表面に穴が開いているように見えます。
泡も皮のヒビから出ているというよりは、穴から出ているようでした。
我が家の畑にはしばしばキジが現れますので、そいつらがいたずらしたのではないかと思っています。
ちなみに泡が出ているのはこれだけで、他のスイカはちゃんと食べることができました。
少し皮は厚めですが、十分に甘かったです。
これから放任栽培の方からどんどん収穫できそうなので楽しみです。
7月18日から3日までの間に合計23個のスイカが収穫できました。まだまだあります。楽しみです!
最後に
この記事のまとめ
- 放任栽培のスイカは8月初旬から収穫を開始した。
- 収穫後泡を吹きだすスイカがあった。
- 泡スイカは包丁を少し入れるだけで、破裂するように割れた。
- おそらくキジのいたずらで皮に穴が開き、そこから腐ったと思われる。
- 他のスイカは無事
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