【DIY】ガーデニング用のプランターを置くための台「プランタースタンド」を自作しました。(7000円以下)

DIY

我が家のカーポートの横にはカインズホームで購入した簡易的な花壇があるのですが、その横には何もなくただ雑草が広がってしまっているスペースがあります。そこがすこしさみしいので、何かを置こうと計画を立てました。

家の前ということもあり、人通りもありますので野菜などを作るものどうかと思います。そこで花を飾るためのプランターを置く台(プランタースタンド)を作ろうと思います。

プランタースタンドの種類

プランタースタンドはいろいろなタイプがあります。

ラックタイプ

ラックタイプはスペースを無駄なく使えて、狭いスペースに複数のプランターを設置できます。ですが高さがありますので、安定性が悪いです。壁際などなら固定できてよいのですが、そうでなければ風などで倒れてしまうかもしれません。さらに高さのある花は置くことができません。

ひな壇タイプ

ひな壇タイプも狭いスペースを無駄なく使え、ひな壇型にすることで高さのある花を置くこともできます。ただし、プランターがむき出しになってしまうので、強い風が吹いたときなどはプランターが倒れてしまう可能性もあります。さらにプランターをそろえなければ統一感を出すこともできません。

ボックスタイプ

ボックスタイプはプランターをすっぽりと覆うタイプのものです。木の感じがおしゃれですが、高さが低いので作業するときに少し大変ですし、大型のものはほとんど見当たりません。

ハイスタンドタイプ

ハイスタンドタイプであれば、高さがあるので、除草などの作業が楽になります。デザイン性も優れているのでおしゃれなガーデニングにはいいのではないかと思います。ただサイズが小さいので多くの花を置きたい場合は複数購入しなければなりません。

ベジトラグタイプ

ベジトラグタイプの本来の使い方はプランターを入れるのではなく、直接土を入れそこで野菜や花を栽培するものです。非常に大型で大量の花を栽培することができます。この中にプランターを複数置けば、プランターが風で倒れる心配もありませんし、栽培している花や野菜などを簡単に入れ替えることもできます。高さもあるので除草などの作業が容易になります。欠点は当然値段です。上の商品で4万円近くします。

プランタースタンドのDIY

プランタースタンドを設置する場所はそれなりの広さもありますので、作業の容易さや安定性を考えるとベジトラグタイプのプランタースタンド設置したいと考えました。ですが、購入となるとかなりの高額になりますので当然自作します。

作成コンセプト

作成に当たり以下のようなコンセプトを立てました。

  • できる限り横幅を大きくする
  • 安い汎用性のあるプランターが隙間なく置ける
  • 立ったままで作業がしやすい

カーポート横のそれなりのスペースがさみしい感じになってしまっているので、少しでも広くプランターを設置し花で飾るために横幅を可能な限り大きくしたいと考えました。ホームセンターで購入できて、私の車に積み込むことのできる木材は6フィート(182cm)ですので、横幅182cmのプランタースタンドになります。

中に入れるプランターはダメになったときに同じものが購入できるように、どこでも購入できるありふれたものにしたいと考えました。さらに複数必要なのでできる限り安価なものにしたいです。そこでダイソーで販売されている大き目の角形プランターを採用しました。その角形プランターはこれです

このプランターができる限り入れられるようなプランタースタンドにします。

さらに、除草作業や植え付け作業が楽になるようなものにしたいです。

設計図

最初に考えたのは

こんな形のやつです。ですが妻からかっこ悪いといわれましたので、以下のようなタイプにしました。

パワーポイントを使った簡易的な設計図です。プランターを入れる場所を台形にして、プランターがピッタリ入るように設計しました。プランターのサイズを測り、ピッタリフィットさせるための木材の長さを計算するのが結構めんどくさかったですが、1×4材が7本、2×4材が6本で、6000円いかない程度で購入できます。

真ん中に出っ張った部分がありますが、これは植え付けや水やりなどの作業をするときの作業台として使う予定です。

木材のカット計画

上のプランタースタンドを作るために6フィート(1820mm)の1×4材と2×4材をカットしなければなりません。組み立てる前に以下の様にカット計画を立てました。できる限り木材に無駄の無いようにカットしています。

2×4材のカット(6本全てカットする)

1×4材のカット(5本は未加工で使用)

このようにカットした木材を以下の様に組み立てます。

それ以外にネジなどが必要ですが、以前エアコンの室外機カバーを作成した際に購入したものを使っています。

材料の購入

近くの山新に行き、木材を購入してきました!

近場で一番安いのはやはり、「山新」ですね!

購入したものは以下の通りです。1×4材と2×4材は家に端材があったので、それを使って購入数を減らしました。

  • SPF材 1×4 298円×6
  • SPF材 2×4 598円×5
  • ペンキ 0.7L 1180円

他にダイソーで購入したローラー刷毛やネジなどを合わせても7000円いかない程度になります。

プランタースタンド組み立て

まず全ての木材を上のカット計画の通り丸鋸でカットします。

カットした2×4材の上にプランターをのせる無加工の1×4材をのせ、2×4材とねじ止めします。

真ん中の長い2×4材を固定する際に、その幅に45.5㎝の板が綺麗にのるように位置を調整することに注意します。

ひっくり返して60㎝の2×4材の足を斜めにつけます。

全ての足の角度が一定となるように固定します。

結構綺麗に足がつけられました!

ひっくり返したあと、ダイソーのプランターに合うように2×4材をネジ止めし、プランターを入れる部分を完成させました。

短い2×4材を固定するのが少し大変でした。

真ん中の突き出た2×4材に45.5㎝にカットした1×4材を並べ、固定して完成!

ダイソーのプランターがちょうど10個入ります。

横幅ピッタリ!

この真ん中の作業台を活用すれば立ったまま作業ができそうです。

あとは色を塗れば完成です。

山新で購入したウォールナットの塗料だけでは少し色が明るかったので、家に残っていた黒の塗料も少し混ぜました。

混ぜた黒が良く混ざらないままローラー刷毛で塗ったので、黒が斑になってしまいましたが、ビンテージ感が出てる感じがしますのでOKとしましょう。

これからこれらのプランターにどんどん花やハーブなどを植え、華やかにしていきたいと思います。

最後に

今回のまとめ

今回、我が家に置くプランタースタンドをDIYで作成しました。本来この大きさのものを購入しようとすれば3万円以上してしまうでしょうが、7000円いかない金額で安価に作ることができました。特に、真ん中に作業台を作成したことで、除草や植え付け水やりなどの作業が非常に楽になると考えられます。この台の下がまだ雑草が汚らしいのでこの辺りは片づけていきたいと思います。

もう少しスペースもあるので、そこにも何かできないか考えてみたいです。

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