昨年(2022年)から始めた芝生の庭づくりですが、今年(2023年)は芝用の除草剤「シバゲンDF」を撒いたり、キンボシの手動芝刈り機ハッピーバーディーモアーで芝刈りをして庭には一面の芝生を広げることができました。
前回の記事はこちらです。
また少しティフブレアが伸びてしたので手動芝刈り機のキンボシ・ハッピーバーディーモアーで芝刈りをしていると、若干ですが芝が詰まってしまい切れにくくなってきました。
この芝刈り機の刃は専用の器具を用いれば研ぐことができるようなので、刃研ぎを行うことにしました。
専用の刃研ぎセット
キンボシの手動芝刈り機には専用の刃研ぎセットが販売されています。
こちらの刃研ぎセットは楽天で送料込み3500円程度で販売されています。また、近所のホームセンターでも4000円程度で販売されています。
セットの内容は
- ハンドル
- ブラシ
- コンパウンド(研磨剤)
の3つで、どうしてもこの3つで3500円というのはどうしても高く感じてしまいます。正直ブラシなんてなんでもいいでしょうし、コンパウンド(研磨材)は別でも購入できます。問題はハンドルです。
この刃研ぎセットを購入しないと刃研ぎができないのかネットで調べてみましたが、ほとんどが専用の刃研ぎセットを利用したメンテナンスでした。ですが他のブログに掲載された写真をみるとなんとなくできそうなきがしたので安価でやってみることにしました。
安価で刃研ぎ
コンパウンドとして購入したのはダイソーのさび落としです。
キンボシのコンパウンドは粒度#100の研磨剤のようで、上記のダイソーのサビとりで代用できるかわからないのですが試しに使ってみます。
使用した道具は以下のものです。
- ドライバー
- ラジオペンチ
- キッチンペーパー
ドライバーはマイナスドライバーが良いです。
まずドライバーを使って、車輪についている白いカバーを外します。
白いカバーには3か所くぼみがあるので、そこにドライバーを入れて浮かせましょう。
次に車輪の中央にある金属のリングを外します。
マイナスドライバーをリングの隙間に入れて外します。外した時にこのリングが飛んでいってしまうかもしれないので、しっかりと押さえておきましょう。
結構固いので力が必要です。
このリングを外すことができれば、車輪を取ることができます。
写真の中央にある歯車の部分が、芝刈り機の刃を回転させる部分になっています。
この歯車は簡単に外すことができますが、外さないでください。
専用の器具を使って刃研ぎをするときはこの滑車を外すのですが、私のやった方法を取る場合はこの歯車は残してください。
この歯車の中をのぞくと金属の棒が見えます。歯車を外すとこの金属の棒が抜けてしまいます。
専用器具で刃研ぎをするときは、この歯車を外した場所に専用ハンドルを取り付け刃を逆回転させて刃研ぎをするのですが、私はこの中に見える金属の棒をラジオペンチでつかんで、刃を逆回転させました。
まず5枚の刃全てに研磨剤を薄く塗ります。
そして、歯車の中の金属の棒をラジオペンチではさみます。
このペンチを芝を刈るときとは逆回転方向に刃が回るように回します。
ある程度勢いをつけて何回か回転させたあと、キッチンペーパーで残った研磨剤を拭きとります。
なんとなく綺麗になった気がします。
そして、もう一度車輪や金属のリングや白いカバーを取り付けます。
特に金属のリングの取付が大変でした。
写真のようにラジオペンチでリングの中央部分をつかんで、軸に入るようにグッと押せば入りました。
さっそく芝刈りを行ってみると、最初より明らかにスムーズに切れるようになりました!
専用キットだと3500円以上しますが、ただのハンドルだけでそんなには出せないのでラジオペンチとダイソーの研磨材で刃研ぎをしてみました。
今回は十分切れ味を取り戻すことができましたが、やはり心配だという方はちゃんと専用キットを購入して刃研ぎを行ってください。
この記事のまとめ
私の持っているキンボシの手動芝刈り機ハッピーバーディーモアーGSB-2000HDXですが、専用キットを使わずに刃研ぎを行いました。ダイソーの金属用さび落としと家にあったドライバーとラジオペンチでおこなったので、たった110円で刃研ぎができました。切れ味も確実に戻っていますので、確実に効果は見られました。ぜひお金をかけたくない人は参考にしてみてください。もし、心配だという人はコンパウンドだけでも専用のものを買ってやってみてください。
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