春まきの野菜の苗づくりや、さつまいもやじゃがいもの芽出しなど、苗を買わずに自分で作ればコストを大きく下げることができます。そのためには、2月3月の寒い時期に保温可能なビニールハウスなどがあれば良いのですが、当然家庭菜園レベルではそんな大掛かりなものを建てられるわけがありません。
そこで考えたのが、ビニール温室です。
こういうやつですね。
こういうものを買おうかと思ったのですが、4000円~10000円くらいしますし、大きさが小さかったり、1段当たりの耐荷重が少なかったりとコストパフォーマンスがあまりよくないと感じたので、自分で作ってみようと思いました。
自作ビニール温室の材料
・メタルラック(不用品のため0円)
以前アパートで暮らしていた際に使っていたもの。廃棄予定だったので再利用しました!
・農業用ビニール(もともと家庭菜園用で持っていたので0円)
農業用のトンネルに使うビニールを2~3m程度使いました。
・トンネル支柱(セリアで2本1セット110円)
ビニール温室の屋根用のトンネル支柱です。セリアで売っている2本で110円のものです。
・目玉クリップ(ダイソーなどで3セット330円)
以上です。
今回のビニール温室作成のためにかかった費用は440円です。
作成方法
材料を見るとだいたいわかると思いますが、作成は非常にカンタンです。
メタルラックの4本の柱の上部についているプラスチックにドリルで穴を空け、セリアで買ったトンネル支柱をクロスするように差し込みます。
その後、ビニールをかけ、ダイソーで買った目玉クリップで固定するだけです。
というわけで完成したものがこちらです。
4段構成の耐荷重100㎏以上の頑強なビニール温室の完成です!
安定させるためにメタルラックの支柱を15㎝ほど地面に打ち込んでいます。
性能
3月の温度の低い日でも太陽が当たれば、40度近くまであがるので、非常に効果が高いのではないかと思います。
もちろんジッパーなどが付いているわけではないので、開閉はすべて目玉クリップを使います。はじめは面倒と感じていたのですが換気などの際に自由に調整ができるので、ジッパーよりもクリップのほうが良いのではないかと思っています。
クリップでフレームにビニールを固定することで換気が可能!
440円という非常に安価でビニール温室ができたので非常に満足しております。普通のビニール温室よりも大きくかなり頑丈なので、これからビニール温室を買おうと考えている方も、リサイクルショップなどで、メタルラックを購入して自作したほうが安く大きく頑丈なものが作れるのではないでしょうか?
最後に
今回のまとめ
- 苗つくりや芽出しにはビニール温室が効果的
- 市販のビニール温室はコスパがよくない
- メタルラック、トンネル支柱、ビニール、クリップで簡単にビニール温室ができる
- 廃材などを利用したため440円で完成!
- 市販品よりも高性能
- メタルラックなどを買っても市販品よりコスパが高い
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