【家庭菜園】非常にカンタンにできるサツマイモ(べにはるか)の栽培を始めました。

さつまいも

家庭菜園で非常にカンタンで誰にでもできる作物の代表格のサツマイモの栽培を昨年に続き行うことにしました。

サツマイモは栽培が非常にカンタンで保存がきき、非常に美味しい作物ですので誰にでもおススメできる作物です。

先日畝立てをした場所に定植していこうと思います。

↓↓以前の記事で畝立ての様子を紹介しています↓↓

サツマイモの栽培

サツマイモの栽培をおススメする理由を挙げていきます。

肥料が不要

サツマイモの葉や茎に共生する微細物が空気中のちっ素から栄養分を作ってくれるそうです。ですので、植え付け直後の初期の生育のために元肥だけ最低限入れれば、あとは追肥もせずに放置すればだいたい芋ができます。どうしても足りないときはぼかし肥料などをいれればいいようです。

逆に肥料を入れすぎてしまうと、肥料分が茎や葉っぱに行ってしまい根っこ(芋)が大きくならず、茎や葉っぱが茂ってしまう、いわゆる「つるぼけ」の状態になってしまいます。

連作障害がない

野菜は同じ畑で連続で同じ作物を作ってしまうと、連作障害が起きてしまいます。ですがサツマイモは連作障害が起きにくい作物ですので、毎年同じ畑で同じようにサツマイモを作ることができます

ただ、近年はサツマイモ基腐病という病気が広がっているらしく、それが発生してしまった場合は連作は控えたほうが良いようです。

保存がきく

サツマイモは適切な保管方法をすれば、6か月ほど保存することができるようです。昨年作ったサツマイモも10月に収穫して2月くらいまで食べ続けることができました。

適切な保管方法は、土が着いて乾燥した状態のサツマイモを10~15℃程度の風通しの良い冷暗所に保管する方法です。サツマイモに水分が着くとそこから腐ってしまいます。さらに風通しが悪いと湿気がこもり腐りやすくなってしまいます。ビニール袋などで密閉はしないようにしましょう。私は段ボールに入れて庭の物置の中に置いておきました。

美味しい

サツマイモ、特にべにはるかは最高に美味しいです。べにあずまのようなホクホクのサツマイモもよいのですが、ねっとりとしたべにはるかのようなイモのほうが私の好みです。食物繊維も非常に豊富なのでおやつとしてサツマイモを食べれば、ちょっとしたダイエットにもなります。

人にあげて喜ばれる

サツマイモは買うとそこそこの値段がします。なおかつ美味しいので、人にあげれば非常に喜ばれます。簡単に、安価に栽培ができる作物なのでたくさん作って周りの人にあげちゃいましょう。ほしいもなどを作ってあげるのも良いかもしれません。

苗の購入

苗は昨年(2022年)ホームセンターで購入したとき、5本で500円程度でしたが、水戸市にある農業実践学園の直売所に行ったところ、べにはるかの苗が1本20円(税込)で販売していました。もちろん何本か買いましたが、成長具合も良く十分な収穫量がありました。

ということで今年も農業実践学園の直売所で苗を購入しようと行ってみると、今年(2023年)はサツマイモの苗が不作なようで、1本30円(税込)で予約販売となっていました。少し値上がりしてしまいましたが、ホームセンターで20本で1000円程度で販売されていましたので他よりは安いですかね。

5月上旬に予約をし、5月中旬に入荷の連絡がきました。今回は30本の購入です。

よく数えたら31本入ってました!少しうれしい!

一本当たりの大きさがしっかりしています。

植え付け準備

サツマイモの植え付けをするとき、このまま植えるのではなく、水に漬けて発根させてから植えたほうが活着が良いそうです。

家に合った花瓶にサツマイモの苗を入れ、苗の節の部分がつかる程度の水を入れます。

まだ苗はしおれていますが数時間待つと、葉っぱが元気になってきます。

葉っぱが元気になってくると、この花瓶いっぱいになってしまいましたので、上の部分を切り取った2Lのペットボトルに半分移しました。

2日ほど水に漬ければしっかりと発根します。

サツマイモの植え付け上の注意

サツマイモを植えるときはいくつかの注意点があります。

時期

サツマイモの苗は寒さに非常に弱いため、気温が暖かくなってから植え付けなければなりません。気温が20℃程度になり、霜の心配がなくなってからにしましょう。具体的には5月中旬~6月下旬になるかと思います。

水分

サツマイモが活着するためには水分が必要です。ですので植え付けをする日は、「植え付けの後に雨の予報がある日」「雨が降った翌日」などを選ぶとよいと思います。そうでない場合は植え付け後、大量に水分を与えるとよいと思います。

時間

上記の通り、サツマイモの活着には水分が必要になるので、朝や昼間に植えてしまうと、昼間の熱で水分が蒸発し、土が乾いて活着しにくくなってしまいます。そのため、植え付けは夕方に行うのが良いとされています。ただ今回私はそのことをすっかりと忘れてしまい、真昼間に植え付けをしてしまいました(笑)。

植え方

サツマイモを植え付けるとき、苗を土に入れる角度がイモの生育に大きな影響を与えます。

地面に対して水平に植える「水平植え」にすると、サツマイモのサイズが小さい代わりに、数が多く取れます。

また、地面に対して垂直に植える「垂直植え」はサツマイモのサイズが大きくなりますが、数が減ってしまうようです。

斜めに植える「斜め植え」は活着がしやすく、サツマイモの大きさや数がほどほどになるようです。

マルチシート

サツマイモは5月に植え付けて10月に収穫するため、雑草の最盛期と重なります。ですので、マルチシートを張らないと雑草の処理に追われてしまい、サツマイモの栽培が大変になってしまいます。ぜひマルチシートは張るようにしましょう。

雑草以外にも地温の確保や、乾燥の防止の面でもマルチシートのメリットは非常に大きいといえます。

サツマイモの植え付け

根出しの済んだ苗を半日ほど涼しいところに置いて、少し萎えさせます。こうすることで活着が上がるそうです。

苗の準備が済んだら、サツマイモの植え付けをしていきます。

1.マルチシートに斜めに穴を開けます。

今回は斜め植えにしていきますので、マルチシートに棒を角度30度くらいになるよう意識して穴を開けていきます。

2.植え付ける苗に葉っぱを2~3枚程度残し、それ以外は節から外す。

Before

After

最初についている葉っぱはどうせ植えた後すぐに全部枯れてなくなりますから、ほとんど取ってしまいましょう。なんとなく2~3枚は残しておきます。

3.開けた穴の中に苗を入れ、マルチの上からしっかりと押す。

4.穴にじょうろの先を入れ、たっぷり水をあげます。

たっぷり水をあげないと活着しにくくなりますからしっかりとあげましょう。

夕方にすべき植え付けを残念ながら昼過ぎにやってしまいました。植え付けの準備が終わり、「さぁ植え付けを始めよう」と思った時に植え付けは夕方にやるべきだったことを思い出したのですが、せっかく準備したのを台無しにしたくなかったので、そのままやってしまいましたが大丈夫だと信じたいです。

これで今年のサツマイモ栽培はほぼ終了です。あとは10月までまてば美味しいサツマイモができることでしょう。

最後に

この記事のまとめ

  • サツマイモの栽培はおススメ
  • 苗の購入は農業実践学園の直売場がおススメ(1本30円)
  • 2023年はサツマイモ苗は不作
  • 植え付けの注意さえ守ろう
  • 植え付けさえ済めばほとんど栽培終了

この続きの記事

その他

家を購入した方向けアンケート

理想の家を見つける資料請求をするなら

戸建てやマンションを購入する方は

コメント

タイトルとURLをコピーしました