GWも終わり5月中旬になりますと3月末に種を蒔いたスイカの苗がだいぶ成長してきました。暖かくなってきましたので苗の定植を行います。
1週間ほど前に2種類の畝立てをしましたので、そこに定植していこうと思います。
↓↓以前の記事で畝立ての様子を紹介しています↓↓
2種類の畝
作った畝は鞍つき畝と通常の畝です。共にマルチシートを張っています。
鞍つき畝
鞍つき畝は、苗一株ごとにひとつ作る、四角形や丸型の高畝になります。高さがある分水はけも良くなり水はけのよい土壌を好むスイカには最適の畝だそうです。
全部で5個立てましたので、ここには5株定植したいと思います。
普通の畝
普通の畝は高さ15㎝、畝幅90㎝です。本当は鞍つき畝を10個くらい作ろうと思ったのですが、めんどくさくなってしまったので普通の畝にしました。スイカにとって最適な栽培環境がまだわかりませんので、これを機に畝の生育の差なんかも見ていきたいです。
この畝に6株程度植えようと思います。
定植
苗は全部で21株できました。種が25粒あり、苗が21個できましたのでかなり効率よいのではないでしょうか。
本葉が5~6枚出ている状態です。
21個の苗の中から生育のよさそうな苗を選び植え付ける場所に置いていきました。鞍つき畝に5個、普通の畝に7個、全部で12個の苗を定植することにしました。
では植え付けをしていきます。
1.マルチシートにスコップで穴を開けます。
2.開けた穴から土を出し、苗を入れる穴を開ける。掘り出す土の量はポットの土の量と同じくらいになるようにした。
3.苗をポットから取り出す。取り出すときは片手で苗を支え、横にしてからもう片方の手でポットの下の穴から押せば綺麗に取り出せます。
取り出した苗をみると、綺麗な白い根っこがしっかり根張りをしています。根腐れはしていないようで安心しました。
4.穴に入れ土を戻してからたっぷり水をあげます。
5.鞍つき畝、普通の畝に全12個の苗の定植が終わりました。
昨年スイカを栽培したときに最も効果があったと思ったものは、ビニールトンネルでした。苗の定植後、スイカの苗がいくら待ってもあまり大きくならなかったのですが、ビニールトンネルをしてから一気に大きくなったと記憶しています。その記憶をもとに今年はビニールトンネルを最初からつけていくことにしました。
鞍つき畝であれば、下のホットキャップみたいなものをつけるのが簡単でおススメです。
買いに行くのが面倒でしたので、家にあった農業用ポリフィルムとトンネル支柱で作成しました。
まずトンネル支柱をX字に地面に刺し、支柱が交わる部分を針金で固定します。
このトンネル支柱はセリアで買った150㎝2本で110円のものです。私が見た中ではこれが一番安いと思います。
黒のマルチシートに気をつけながら周りの土を軽く掘り、農業用ポリフィルムをかけ、縁に掘った土を戻し固定する。
4辺のうち3辺は埋めましたが、空気が入るように1辺だけは開けておきました。
通常の畝は普通にビニールトンネルをかけました。
21個中12個の苗を植え付けました。マルチシートとビニールを張った状態でどのくらい成長していくのか様子を見ていこうと思います。
最後に
この記事のまとめ
- 3月末に蒔いたスイカを5月中旬に植え付けする。
- 苗の本葉が5~6枚の時に植え付け
- 鞍つき畝と普通の畝に定植
- マルチシートとビニールトンネルを張り、温度の確保に努め様子を見ていく。
コメント